葬式は社会に生きている以上誰も避けて通ることは出来ません。自らが喪主となって行う場合、参列者となって参加する場合などがありますが、いずれにしても最低限の葬式のマナーは知っておくべきでしょう。1、喪主になる場合両親などの葬式を行う場合は、自分が喪主になります。喪主は、葬儀一切の段取り、手配をします。
喪主としての葬儀は誰でもそんなに多く経験するものではありません。ほとんどの人が初めての経験となりますが、現在では町でも、田舎でもほとんど葬儀社に依頼すれば、死亡届の提出からお寺の手配、会葬御礼などすべてをしてもらうことが出来ます。このときに、忘れてはいけないのは、その地域の伝統的葬儀方法です。地元の葬儀社であれば、地域のやりかたもよく知っています。
宗教や宗派によっても葬儀が違うので、事前の確認が必要です。2、身内が亡くなった場合親族として参加する場合は喪主との関係において役割が変わってきます。つながりの濃い意身内の場合は、喪主の代わりになって弔問客などの相手を務めます。喪主は葬儀の手配、段取り一切を取り仕切ることになるため多忙で、細かいことに気配りが出来ないことが多々あります。
そんなときに、喪主に代わって細かく気配りしてあげることも大切です。2、一般参列者として参加する場合亡くなった方の親しさの度合いによって対応もさまざまに変わってきます。参列、焼香のみで終える場合もあります。いずれにしても葬式は、故人の冥福を祈って行うものです。
現在では、いろんなスタイルで行われます。さらに、遺言によって葬儀そのものを行わない人もいます。その葬儀のやり方に合わせます。肝心なことは真心をもって送ってあげることが大切です。